汗かきに悩む人、そのコーヒーで負のループ

「汗かきにコーヒーが悪いって本当なの?」

日々の暮らしの中で、仕事に追われる毎日を過ごす人たちにとって、コーヒーブレイクともいわれるように、休憩時には好まるのがコーヒー。

汗かきの人にとってもホッとする瞬間がコーヒータイムよね。私はコーヒーを飲めないのですが、あの香りは大好きで、家族が飲むのは大歓迎。

香りだけでも気持ちがリラックスするのですから。リラックス効果があるかどうか、実のところよくわからないけれど、周りの人たちはほとんどが休憩、あるいはお茶をするというと、コーヒーを注文、あるいは買うのを目にすると、誰にでも飲みやすい、あるいは独特の魅力があるのでしょうか。

メリットがあればデメリットがある、何事にも裏と表があるように、汗かきの人がたくさんのコーヒーを飲むとさらに汗をかいてしまうのですって。

これはコーヒー好き汗かきの人から直接聞いて、コーヒーにあまり縁はなかった私もびっくり。コーヒーと汗が関係あるなんて思ってもみなかったことで、何と何が関係しているか、わからないものですね。

「コーヒーの隠された作用に汗かきは要注意」

汗かきの人にコーヒーは良くないらしいという話を聞いて、知りたがりの私が調べてみたら、コーヒーに含まれるカフェインというのが何とも悩ましい。

このカフェインがコーヒーの油脂との相乗効果で酸化し、臭いのもとになったり、中枢神経に働きかけ、交感神経を興奮させ汗をかきやすくするといった特性があるんですって。

もともと人間は交感神経と副交感神経のバランスが取れるように調節しようとするのだけれど、どちらかが活発になればバランスが乱れる、よく言われる自律神経の乱れという状態になるということ。

なるほど、それが汗かきの人には発汗を促すからコーヒーをたくさん飲むのが良くないということになるのね。

コーヒーをたくさん飲むと眠れなくなるというのはよく聞く話だけど、それ以外のデメリットも知らないと怖いわ。臭いのもとになるというのも女性としては気になるわよね。

もちろん、体臭は男性にとっても気になることだけれど、女性は汗の臭いにも過敏なのに、体臭までコーヒーでひどくなるなんて。

適量を心がけて、おいしく飲みたいものね。

「汗かきとコーヒーの上手な付き合い方を探ってみよう」

汗かきの人に限らず、汗や体臭を気にする人にはコーヒーは避ける飲み物みたいに思われそうだけど、でもメリットもあるわけで、それもちゃんと理解しておきたいわ。

何か一つが悪いからという理由で悪者になっているカフェインという成分、そんなに悪いものなのかしら。

実は腸の機能促進をしてくれて、女性の悩みで必ず出るワードでもある便秘、この便秘解消に役立つの。

それと酸化して臭いのもとになると言われているけれど、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は抗酸化作用があり、皮膚の酸化防止をしてくれて、こちらは体臭改善に効果があって、臭いのもともあるけれど、臭いの改善する成分も含んでいるのがコーヒーということなのね。

体質とか体調とか、個人差もあれば、当然ながら飲む量も関係してくると思うけど、適量を楽しむのであれば、コーヒーを汗かきの完全な悪者にしちゃうのはどうなのかしら?

飲みすぎない、あとは飲むタイミングとかも大事みたい。

「汗かきだからこそ、好きなコーヒーのことを理解しよう」

運動前のカフェインは発汗作用があるので、有酸素運動の際にはむしろ積極的に飲むという考えもあるそうね。

良い汗をかいて、自律神経のバランスも整い、それが夜の快適な睡眠に繋がるとも言われているの。確かに、汗かきの人にとってコーヒーを飲むことで起きるデメリットも大きいけれど、絶対に飲まないというのではなく、自分への頑張ったご褒美に飲むというように、コーヒー好きの人だからこそ上手に付き合っていけたら精神的な健康も加わるし、ストレスをためないで汗かきの改善に繋げていけると良いわね。

あの薫り高いコーヒーで癒される私には、周囲の人がコーヒーを飲まなくなってしまうのは残念だし、飲むのを我慢している人と一緒にお茶をするのも楽しくないから。

心身のリフレッシュに、心身のエネルギーチャージに、仲間との会話の中心にコーヒーが健康的に取り入れられるようになってほしいな。

今回はコーヒーについて考えたけれど、アルコールや刺激物も発汗作用があるから、汗かきで悩む人には気をつけなければならないので、そういう食べ物や飲み物を含め、上手に付き合う、取り入れる方法を考えることが必要なことであり、求められているのだと思うわ。

MIZUKI